『七つの会議』を観た感想

2月に入ってすぐに公開された池井戸潤原作の「七つの会議」を観てきました。

CMでも野村萬斎と香川照之の圧倒的な演技が話題の本作。

のっけから日本を代表する表現者のぶつかり合いが堪能できました。

強烈な映画体験だったので感想を上げていきます。

日本を代表する役者たちのアベンジャーズ

「売って、売って、売って、売り倒せ!!」

香川照之さんのリズミカルかつ気迫たっぷりのシーンが印象的です。鬼軍曹が新兵たちを罵倒する地獄の訓練みたいですよね。

本作は営業ノルマに追われるサラリーマンの悲哀と日本の企業体質を問う内容で、サラリーマンの僕は観ていて少し胸が苦しくなりました。

監督は、平成ドラマで1番の視聴率を取った「半沢直樹」の福澤克維。

端役ですら、主演を務めるほどの役者たちがドカドカ出てくるのでさながらアベンジャーズのようでした。

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ぐうたら社員”八角”が面白い

主人公の八角は華の営業一課の係長。

パワハラ問題で上司を左遷させ、常にトラブルの真ん中に。

鬼の営業部長 北川(香川照之)が話している最中でもいびきをかいて寝てたり、超ふてぶてしい。

それでも会社はぐうたら社員の八角を裁けない。

ミステリアスな一面も持ち合わせている。

彼のその横柄な態度がなぜまかり通るのか、ストーリー序盤からぐっと引き込まれるのは、やはり野村萬斎の演技力の賜物だろう。

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問いかける日本の企業体質

この映画のキャッチに上がっている

”全ての日本人に問う、『働く事』の正義とは?”

働き方改革が政府主導で始まったが、いまだに日本の労働者たちはこの映画のキャラクター達のように苦しんでいることでしょう。

観てるときでさえ、自分の社会人人生を振り返って考えさせられる人は多いはず。

事実、日本人は侍の時代から組織の中でもがき苦しんできた。

この映画を見て、すぐに世の中がよくなるわけじゃない。つらい現実から逃げられるわけじゃない。

でも、自分の中にある”正義”を貫くことが明日を良くしていく唯一の方法だと示してくれる。

自分の中にある『働く事』をいま一度考えさせてくれるいい映画でした。

 

公式ホームページはこちら☟

映画『七つの会議』公式サイト
正義を、語れ。原作:池井戸潤×主演:野村萬斎。2019年9月11日(水)Blu-ray&DVD発売!

 

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