ベスト10を選ぶのもなかなか難しいほど近年の映画市場はクオリティを上げてきていますよね。
映画ファンならずとも巻き込むほど面白い映画が、毎年生まれてきている気がします。

後半を発表しようと思います。
年末公開の話題作「シュガーラッシュ」と「アリー/スター誕生」を観てからの選考になります。
6.ブリグズビー・ベア
この映画は、大きな劇場で公開はされませんでしたが多くの映画ファンに愛される映画でした。
主人公は、幼いころに誘拐され嘘の世界に生きてきました。誘拐犯が作った「ブリグズビー・ベア」が大好きで外の世界に出てからも、自分を貫きました。
誰もが自分の好きなことに正直に生きることに守りに入るなか「好きなことに嘘をつかない」主人公に感動する人が多くいたと思います。
キャラクターもかわいらしくキャンペーンでブリグズビーベアのTシャツプレゼントがありましたが、あれ普通にユニクロで販売してくれねえかなと思う今日この頃です。
7.フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法
夢の国ディズニーワールドの周辺のモーテルに住む母娘の物語。貧しいし、若い母親の子育てという厳しい現実なんだけど、そこで育っていく子供たちの純粋な生命力に元気がもらえる作品。
僕的に注目したいのは、母親ヘイリー役のブリア・ヴィネイトです。
彼女はInstagramで監督からオファーされ、演技経験のないまま映画に臨みました。
子役もすごいんですけどやはり彼女以上にこの映画を色づけた人はいないでしょう。他にはないパーソナリティの持ち主なので今後どのような作品にでるのか気になりますが、この映画との相性はこれ以上ないほどのものとなってます。
8.アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
言わずと知れたアベンジャーズシリーズです。サノスとの直接対決を描いた作品で、結末には世界中のファンが驚かれたと思います。多くの記録を映画史に残すシリーズだけあって、そのボリュームとファンの期待に応える内容も素晴らしい出来栄えとなっていました。
序盤から超展開が続いて、終わるころにはぐったりするぐらいの内容の濃さでした。基本的にはアクションシーンが多いので迫力のあるIMAXで次回作エンドゲームも鑑賞したいです。
9.インクレディブル・ファミリー
Mr.インクレディブルはハワイ旅行の飛行機の中で観ました。その続編です。前作の終わりからそのまま始まるのでもし見る方は確認してから見るとより楽しめると思います。
僕的には吹替版で見るほうが好きです。ヴァイオレット役の綾瀬はるかさんの声が大好きなんですよね。
選んだ理由は、ヒーローと家族このテーマを扱いながら充分なミステリと秀逸な構成であったことです。
笑いの間の取り方からウルっと来るシーンの運び方まで何もかもよくできています。CGアニメというだけで過小評価することは大きな損失だと学ばせてくれる映画でした。
僕の中でブラッド・バードの名前はもはや信頼のブランドになっています。
10.来る
日本のエンターテイメントとして「カメラを止めるな!」と悩んだんですけど、明らかに演出のレベルが違いました。ただ恐いだけじゃないエンターテイメントとして両立したホラーがあっという間の2時間を味合わせてくれます。
黒木華さんの妖艶さも小松奈菜さんのかわいらしさもよかったですね。黒木華さんは「重版出来」のときのピュアな印象が強かったのであの役は衝撃でした。
女優さんの奥行の広さにはつくづく驚かされます。詳しい感想は別記事で紹介していますのでご覧ください。

ベスト10の選出基準
僕の中でいい映画というのは、その時ならず後々まで影響を与えるものです。鑑賞後に今までの世界が変わって見えたり、トラウマの様な強烈な爪痕を残すような作品です。
人生の中で、大切にしたい価値観や考えをくれるそんなものを探しながら、無意識のうちに僕らは生きているんだと思っているので、来年もいい映画に出会えるようにどんどん劇場に足を運びたいと思います。
できれば、舞台挨拶や試写会などのイベントに行く機会を来年は増やしていきたいですね。
よかったらコメント欄にいい作品やおすすめの監督などを書いて教えてください。
来年もよろしくお願いいたします。
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